家具とデジタルデバイスの寿命が異なるため、インタラクティブコンポーネントを家具に導入することは困難であることが判明しています。
Media Interaction Labらが提案したFoxelsは、ユーザーが個々のビルディングブロックを単純にスナップするだけで、オンデマンドで独自のインタラクティブな家具を作成できるモジュール式のスマート家具コンセプトで、その成果を2020年度のTEI会議にて報告しています。
モジュール設計により、システムは柔軟にさまざまなインタラクティブな家具のセットアップに対応できるようになり、再構成可能なスペースに特に適している、と主張しています。
使いやすさと高い汎用性の間のトレードオフを考慮して、モジュール式のインタラクティブ家具に適用できる多くのインタラクション方法を検討し、それによって、よく知られている有形プログラミングのパラダイムを拡張するとしています。
実アイデアワークショップでFoxelsをどのように使用できるか、動画内でもユースケース事例を紹介しています。
Follow @aurordesign [1] : Perteneder, F., Probst, K., Leong, J., Gassler, S., Rendl, C., Parzer, P., … & Haller, M. (2020, February). Foxels: Build Your Own Smart Furniture. In Proceedings of the Fourteenth International Conference on Tangible, Embedded, and Embodied Interaction (pp. 111-122).URL : https://dl.acm.org/doi/abs/10.1145/3374920.3374935