既存のミシンを利用した高速プロトタイピングを可能にするテキスタイルセンサー開発技術

Embroidered Resistive Pressure Sensors: A Novel Approach for Textile Interfaces [1]

Media Interaction Labの研究者らが、既存の刺繍機を使用して、テキスタイルベースの圧力センサーで任意の生地を補強する新しい方法を開発、その成果を2020年度のCHI会議にて報告しています。

テキスタイルと導電性の糸をベースファブリックの上に適用して、感圧センサーを安定したファブリックに刺繍するプロセスを形成、柔軟で用途の広いセンシングデバイスを生み出す、としています。
パッチは、測定デバイスやコンピューティングデバイスに簡単に取り付けることができるとしています。

テキスタイルに由来する固有の利点を利用して、遍在し、目立たず、通気性があり、柔軟で快適な表面を提供します。刺繍センサーの実践は、ラピッドプロトタイピングに大きなメリットをもたらし、カスタマイズの大きな可能性を秘めていることを実証したと主張しています。

[1] : Aigner, R., Pointner, A., Preindl, T., Parzer, P., & Haller, M. (2020, April). Embroidered Resistive Pressure Sensors: A Novel Approach for Textile Interfaces. In Proceedings of the 2020 CHI Conference on Human Factors in Computing Systems (pp. 1-13).

URL : https://dl.acm.org/doi/abs/10.1145/3313831.3376305