プログラミングされていないタスクや予期しない環境の変化に対応できるインテリジェントロボットシステムには、「柔らかさ」の強化が必要です。
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)の研究チームが提案した、Robogamiは、折り畳み式の薄型ロボットで、ソフトアクチュエータによって駆動されるボディを持ち、物質としても動作的にも柔らかさを持っています。
Robogamiのユニークなハードウェアとそのサブミリメートルの厚さの構造により、紙の折り紙で実現できるような多様な変換が可能になります。
Robogamiは、薄いシート内にコントローラーを含むすべての必須コンポーネントを備えた最初の完全統合バージョンであり、このロボットの構築は、正確で再現性のある低コストの平面製造方法によって可能です。
本研究では、双方向の作動、検知、制御回路を組み込むことにより、Robogamiの機能を拡張することを目指しているそうで、センサーとアクチュエータの性能を評価するために、単一モジュールと4脚クローラーロボットのこれらのコンポーネントの性能について報告しています。
Follow @aurordesign [1] : Firouzeh, A., & Paik, J. (2015). Robogami: A fully integrated low-profile robotic origami. Journal of Mechanisms and Robotics, 7(2), 021009.URL : https://infoscience.epfl.ch/record/208749?ln=en