テーブルトップリサーチの中心的な課題は、個々のアクティビティとチームワークの間の移行をサポートすることです。形状を変えるテーブルトップは、これまでのところ、研究は主に形状変化のトリガーに焦点を当てており、実際のインターフェースの遷移には焦点を当てていません。
デンマークのオーフス大学らの研究チームは、共同作業をサポートするための形状可変テーブルトップであるKirigamiTableを開発し、2020年度のCHIに寄稿しています。相互作用、インタラクティブなテクノロジー、家具の間の動的な相互作用を考慮して、開発したとしています。
開発されたKirigamiTableを使用して、形状の変換とデジタルコンテンツを組み合わせた相互作用の可能性を検討していると同時に課題に対しても取り組んでいます。特に形状とコンテンツの開始のタイミング、協調制御、形状変化の予測です。これらの課題に対処するために、形状優先とコンテンツ優先の相互作用、協調ジェスチャー、形状変化の物理的およびデジタルプレビューなど、一連の新しい相互作用手法を提案しています。
Follow @aurordesign [1] : Grønbæk, J. E., Rasmussen, M. K., Halskov, K., & Petersen, M. G. (2020, April). KirigamiTable: Designing for Proxemic Transitions with a Shape-Changing Tabletop. In Proceedings of the 2020 CHI Conference on Human Factors in Computing Systems (pp. 1-15).URL : https://dl.acm.org/doi/abs/10.1145/3313831.3376834