台湾大学の研究チームが、バーチャルリアリティエクスペリエンスのあらゆる方向に触覚フィードバックを提供するための小道具とデバイスの展開を可能にする周辺プラットフォームであるHaptic-go-roundを開発し、2020年度のCHI会議に成果報告しています。
Haptic-go-roundの重要なコンポーネントは、適切なハプティックデバイスを適切なタイミングで適切な方向に回転させて、ユーザーが触れようとしているものに一致させるモーター駆動のターンテーブルです。カートリッジとソフトウェアインターフェイスを含む実用的なプラットフォームを実装しました。これにより、エクスペリエンスデザイナーは触覚コンポーネントをすばやく追加し、アプリケーションにプラットフォームを使用できるとのことです。
Haptic-go-roundの技術的な実験と2つのユーザー調査を実施して、そのパフォーマンスを評価しています。こういった研究は、将来のVRアーケード、エンタテインメント業界での実現可能なソリューションになりそうです。
Follow @aurordesign [1] : Huang, H. Y., Ning, C. W., Wang, P. Y., Cheng, J. H., & Cheng, L. P. (2020, April). Haptic-go-round: A Surrounding Platform for Encounter-type Haptics in Virtual Reality Experiences. In Proceedings of the 2020 CHI Conference on Human Factors in Computing Systems (pp. 1-10).URL : https://dl.acm.org/doi/abs/10.1145/3313831.3376476